Joe Pace ♪Shake the Foundationブルックリン・タバナクルの女性ディレクター:キャロル・シンバラ(その2)

October 29, 2006

ブルックリン・タバナクルの女性ディレクター:キャロル・シンバラ

Gospel Soup(22) ブルックリン・タバナクルの女性ディレクター
              キャロル・シンバラ (その1)

 
 このトップの写真は、ブルックリン・タバナクル・クワイヤ(The Brooklyn Tabernacle Choir)の、ディレクターであるキャロル・シンバラ(Carol Cymbala)さんです。
ディレクトするキャロル

 写真からもエネルギーのほとばしりを感じます。どうですか、素敵でしょ。
 
 あちこちのwebで宣伝されていますが、ブルックリン・タバナクル・クワイヤの中の選抜メンバー?The Brooklyn Tabernacle Singersが、来年2007年2月に、再来日します(神戸・名古屋・東京)。

公式Info: http://www.bts-live-in-japan-2007.com/index.html

また、リレーワークショップもあるそうです。
 http://www.bts-live-in-japan-2007.com/kobe/ws.html
 
 ブルックリン・タバナクルは、大ファンでよくご存じという方も多いと思うのですが、今回はこのCarolさんのことを書かせていただきます。

 
 今やグラミー賞6回受賞。275人のクワイヤメンバーをかかえるブルックリン・タバナクル・クワイヤ。

 そのクワイヤをディレクトし、数多くの名曲を生み出したこのCarolさんが、教会に夫と共に赴任した当初は、
 なんと実は楽譜も読めなかった!という事実をご存じでしたか?
 
 ちなみに私がその事実を知ったのは、つい1週間前でした(←いやあ、素人なもんですみませんね。)

 最近「日本ゴスペルブログ界の二大巨頭(←只今、命名)」のおっちーさんや、ロン@ゴスペルさんのブログも、あらためて過去ログから読み返すようになって、ブルックリン・タバナクルに、キャロルさんという、名物女性ディレクターさんがいることを、ようやく知りました。

 
 それまでブルックリン・タバナクルといえば、♪God is Workingのアルバムしか知らず、ディレクターにも興味なく、ただ「素敵だけど、ちょっとゆるめ」な、白人比率の高いクワイヤという認識しかありませんでした。
 
 ところが先日、High & Lifted Up というアルバムを購入し、その中の♪Father We Adore Theeという曲を聴いたら、もう涙がとまらなくなったんですね。

(↑ほら、トシとると涙腺がゆるむというでしょ)。
 
 オーケストラをバックに歌っているのですが、単に荘厳なだけでなく雄大。
 雄大にしてさわやか。風も草原も雨も、雲間から射す太陽の光も、ぜんぶ目に見えるような音に、男女混声のハーモニーが加わって、きらめいているような歌。降り注ぎうねるハーモニー。感動と驚き。

 何度も聴きました。
 
 そしてじょろじょろ涙を流しながら、「なんだなんだなんだ?このクワイヤは!?」と、インターネットでBrooklyn TabernacleのクワイヤのオフィシャルHP
http://www.brooklyntabernacle.org/music/index.cfm
を読んでさらにびっくり。
 
 Carolさんはブルックリン・タバナクル教会の創設者の娘であり、かつ現在この教会の牧師であるジム・シンバラ師の妻であり、クワイヤのディレクター・・。
(ふむふむ)
 
 ある時彼女は、小さな賛美のテープを作ろうと思い立ったのだが、クワイヤが歌うための曲として、良い歌がないことに気づき、
 彼女はもともと正式な音楽教育も受けておらず、楽譜が読めなかったにも関わらず、自分で曲をつくり・・・・クワイヤをディレクトしはじめ・・!??
 
 (え?なんですって??楽譜が読めなかった人が?)
 
 あちこちのネットをサーフィン。
 そして、はじめは荒れ果てて、わずか手の指に余るほどの教会員しかいなかった小さなニューヨークの教会が、今や1万人もの人を受け入れ、クワイヤは、グラミー賞を6度受賞!???
 
 (何?これ??小説よりすごいじゃん?
 
 そして、まだ涙をじょろじょろ流しながら、彼女の情報を集めていたら、
すでに、日本語で彼女による著作が出てたんですね。
ロンさんのページhttp://plaza.rakuten.co.jp/gospelgospel/diary/200601290002/

とこしえに真実なお方―主の御手にゆだねて―」★CD付★
  -He's Been Faithful-
キャロル・シンバラ著、須賀真理子訳

 アマゾンには、この本は販売されておらず、5分後には、こちら で、この本のオーダーを済ませ、2日後には本が届き、ええ!読みましたとも。
 
 というわけで、この本についての感想は、次回のブログで!
 
 (ひっぱるな〜もう
 
 

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この記事へのコメント

1. Posted by ロン@ゴスペル   October 29, 2006 07:38
5 ご紹介いただきまして傷み入ります。
BTCについてはもっともっと取り上げられる必要がありますよね。
「事実は小説よりも奇なり」ですもんね。
キャロルさんは恥ずかしがりでやや劣等感があったようですしね・・。

2. Posted by しんかい   October 29, 2006 17:39
>ロン様
勝手にお名前を、掲載させていただき失礼しましたm(_ _)m & 書き込みありがとうございます。
ひたすら、敬愛ゆえの記事とご判断くだされば幸いです。
ブルックリン・タバナクル・クワイヤって、BTCって略するんですか?これも存じませんでした。
BTC(ベーコン・トマト・チキン?)サンドイッチって、ありそうで、おいしそうな略称ですね〜。

3. Posted by たろう   October 29, 2006 23:05
去年、タバナクルで行われたカンファレンスに、うちの教会からも参加してきました。私も行く予定だったのですが、行けず…。

キャロルさんも、そしてシンバラ先生も愛にあふれた方だったらしいです。

クワイヤーのメンバーはいろいろな肌の色の人間が集まっていますが、人種を越えて心を合わせながら神様に向かって賛美をする姿に、みな感動を覚えて帰ってきました。

今年もブルックリン・タバナクルからカンファレンスの案内が届いたんですが、やっぱり仕事で行けず…。残念っす。

4. Posted by しんかい   October 30, 2006 04:55
>たろう様
タバナクルで行われたカンファレンス?ということは、は〜るばるニューヨークまで行かれたということですか?もうすごすぎで、ひれふしてしまいます。

>クワイヤーのメンバーはいろいろな肌の色の人間が
>集まっていますが、人種を越えて心を合わせながら
>神様に向かって賛美をする姿

著書の中にも歌の中にもありましたが、
♪make us one っていう祈りのもとに活動されているですね〜。
私も、日々の生活の中で念頭にはおきたいことですが、なかなか難しいことでもあります。
5. Posted by Shogo   October 30, 2006 07:16
もしまだでしたら、I'm amazed のDVDを観てみてください。私は、何回観ても、じょろじょろ泣いちゃいます。CD では入っていないのですが、DVD ではタイトル曲の I'm amazed の後に続いて、Amazing Grace を歌っています。また、最後の曲は、ドニーマクラーキンがBTCバックに歌っています。

最初に書いたコメントがまた長すぎたので、私の日記にアップしました。
6. Posted by しんかい   October 30, 2006 15:44
Shogo様
いつも、コメントありがとうございます。
DVD「I'm Amazed Live」については、私は残念ながらみたことがありません。先ほどちょうど、前述のおっちーさんも、個人的にそのDVDを勧めてくださったんですよ!
Shogoさんのお話と、おっちーさんのお話を総合するに、とにかくDVD「I'm Amazed Live」を観ると、みなさま滂沱のじょろじょろ涙になる??ようですね。
DVD観ましたら、またこのブログでご紹介させていただきますね♪
7. Posted by hana   October 31, 2006 00:37
はじめまして
mixiの足跡からきました!
キャロルさん、素敵ですよね♪
去年、大阪に来られたときにお会いしましたー
とっても気さくで素敵な方でした☆
本当に主の栄光が賛美の中で現れてますよね
8. Posted by しんかい   October 31, 2006 05:46
hana様
はじめまして!ようこそおいでくださいました♪
(いつも、こちらのブログにおいでくださるカナダ在住のhana様とは、ご別人でいらっしゃいますね)

昨年の大阪コンサートにいらしたとは、うらやましいです。コンサート行かれた方は、皆様大絶賛されてますね〜。

私は「今年こそは!いくぞ」です♪
9. Posted by おりょうちゃん   November 01, 2006 11:40
去年コンサート観に行って、今年はいいかなぁ・・・と思ってたんですけど、私も昔のしんかいさんの様にまだあんまりブルックリンタバナクルのこと知らないからなぁ、やっぱ行こうかな?と思いました。
10. Posted by ジョアン♪   November 01, 2006 20:26
素敵な表情の写真ですね♪
楽譜が読めないところからってすごいですよね。
SASの桑田さんもそうだったみたいです。
天使にラヴソングをのウーピーゴールドバーグは、
字が読めなかったのに、女優になって。
なんだか勇気をもらえます♪

話は違うのですが。。。
何度見ても「グレートしんかい」さんに見えてしまう私です。。。(^^;)
余計にしんかいさんがすごい人に見えますw



11. Posted by しんかい   November 01, 2006 20:44
>おりょうちゃん様
そうですか〜昨年、御覧になったのですか!
ホント、コメントを書き入れてくださった皆様のお話を伺うと、なおさら行きたい気分になりますね〜。

>ジョアン♪様
桑田さんもそうだったのですか?存じませんでしたわ〜。

「グレート・しんかい」違いますってぇの(笑)。
私はゴスペル歌うのも、書くのも初心者ですよおおおおお!!逆に、いろんな事知らないので、知りたくてあーだこーだ調べて、書き散らしているんです
(汗汗)。
やっぱ、ハンドルネーム変えましょうかねえ?
キャロル・しんかいとか?

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