May〜祈りゴスペル・ワイドショー

November 03, 2007

きみは愛されるため生まれた

Gospel Soup(55) きみは愛されるため生まれた 
  
 あまりにプライベートな話で恐縮ですが、今日11月3日(文化の日)は、夫と娘の誕生日です

 夫と娘が同じ誕生日というのは、なかなか珍しいでしょう?出産予定日が夫の誕生日に近かったことは、もちろん事前にわかっていたので、娘がお腹にいる時から、「せっかくだから、パパの誕生日と同じ11月3日に生まれていらっしゃい」と言っていたら、ちゃんとその日に生まれたという、冗談みたいなエピソードつきです。

 夫に誕生日プレゼントは何がいいと聞いたら、何も要らないと殊勝な事をいうので、このブログを贈って低価格でごまかそうという魂胆まるみえ、今日の歌は、韓国発のゴスペル

  「♪きみは愛されるために生まれた」。
 
 松本優香さんバージョンが有名ですが、まずは、こちらのハーモニーが素敵なGIFTSさんというグループが歌っておられる映像で。
http://www.youtube.com/watch?v=XR8Myo_3lxQ 

 「♪きみは愛されるため生まれた」は、1997年に作られた韓国発のゴスペルソング。原題は、〜タンシヌンサランバッキウィヘテオナンサラン??〜(どうやって読むんです?)それが日本語にも訳され、日本の教会やゴスペルファンの間で歌われています。ちなみにこの歌の略称は、「君・愛(きみあい)」。ヨン様の好きなゴスペルソングとして、紹介されることも多いです。

 初めて聴いた時は、べたべたな歌詞とメロディがあまり好きではなかったのですが、市岡裕子さんのゴスペルワークショップで、この歌をみんなで歌った時は、涙が流れそうになり、いやむしろもう気分的には号泣しそうになり、とは言え、まわりには友人達もいたので、「いや、ワタクシとしたことがっ、こんなベタベタに単純な歌で、泣くわけにはいかないわっ」と、妙に理性を働かせ、鼻をひそかにすするだけで号泣は免れたという、実に私にとってはキケンな歌なのでした。
 
 韓国では、結婚式でもこの歌は歌われるという話を読んだことがありますが、この歌を、私が所属する母親たちのクワイヤでは、内輪の子ども達のクリスマス会の1曲として、歌おうかと言う話になりつつあります(というか、個人的に勝手に考えています)。
 
 「♪きみは愛されるため生まれた」はもちろんクリスマスソングではありません。なぜそれをクリスマスに歌いたいかというと、クリスマスはイエス様が生まれた日とされていますが、会場の子どもたちも、そして親たちも、人間、誰もが生まれた日があります。
 「人生、自分が何で生まれたのかなんて、わからん
 のが、本音かもしれませんが、せめて自分が生まれたことと、自分の子どもが生まれてきてくれたことくらい、ウソでもへ理屈でも何でもいいから「愛されるため生まれた」と、肯定的に納得して、それを子ども達にも伝えたいという願いです。
 
 いや、子どもに伝えたいというより、こんなベタベタの歌詞ですが、育児に疲れた時とか子どもを叱ったあとに歌っていると、何となく歌っている自分のほうがなぐさめられる歌でもあると思います。あるいは夫婦のいさかいのあとでも。

 私の場合、どうしてこの人と出会って、どうしてフーフで、どうしてこの子どもが自分の子どもか、実のところはよくわからないけど、とにかくまがりなりにも家族であることは確かで、そして、恋人がいる人ならば、恋人に、友人がいるなら友人に、
 
 ♪永遠の神の愛は 我らの出会いの中で実を結ぶ
    きみの存在が私には どれほど大きな喜びでしょう

 
 と歌いたいと思います。いや、ちゃんとしたクリスチャンの方なら、この歌の主題は、自分が誰かを愛することだけでなく、神の愛やで@@と、ここできっと出して来られるのが、新約聖書イザヤ43:4の有名な一節
「わたし(神)の目には,あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

 あたりだということは、わかっています。人間は一人一人が尊くて、だから自分も尊いし、周りの人々もすべて、神に愛されて尊い存在なのだというやつですね。でもう〜ん、私は、それを堂々と言えるほど善人ではないような気がするので、とりあえず・・・・

 今日11月3日の誕生日に、夫と娘にこの歌を贈ります。あと、誕生日が過ぎてしまったけど、息子にも贈ります。それから同じく今日11月3日が誕生日の、emizoさんにも!
   Happy Birthday
 
きみは愛されるため生まれた  
  作詞・作曲/イ・ミンソプ(イ・ミンソプ公認日本語訳)
 
  きみは愛されるため生まれた 
  きみの生涯は 愛で満ちている
  きみは愛されるため生まれた
  きみの生涯は 愛で満ちている

  永遠の神の愛は 我らの出会いの中で実を結ぶ
  きみの存在が私には どれほど大きな喜びでしょう

  きみは愛されるため生まれた 
  今もその愛 受けている
  きみは愛されるため生まれた
  今もその愛 受けている

   (日本語訳は、いくつかのバージョンがあるようです)

graceshinkai at 04:11│Comments(17)TrackBack(0)ゴスペル雑記帳 

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この記事へのコメント

1. Posted by hatabo   November 05, 2007 11:54
うわ〜〜〜!
すごくタイムリーです〜。

実は今、この曲練習中です。
今週末にミニライブがあるので。

すごく、きれいな曲ですね。
友人は神戸のクワイアがユニゾンで歌っているのを聞いたことがあると言ってましたが、今回は後半を3部で歌うので、また違った魅力です!

歌詞が素晴らしくて、歌いながら癒されます。
子供のことを思いながら、そして目の前のあなたの事を思いながら歌います。
2. Posted by shinkai   November 05, 2007 12:39
hatabo様

ご無沙汰しております。こんにちは。そ〜なんですか!練習中とはこれまた、タイムリーでした。私は、この歌、生ではユニゾンでしか聴いたことがなく、是非、生でコーラスになったやつを聴いてみたいなあ(あ、歌ってもみたいけど)と思っています。

今週末のミニライブ、歌う皆さまも客席の皆さまも、幸せな気分に包まれたライブになりますよう、ご成功をお祈りしています。
3. Posted by 柏原ルミコ   November 05, 2007 23:38
グレースさん

こんにちは。
とっても癒される歌詞ですね。
実は私の息子も11月21日が誕生日です。
私とサムの結婚記念日も息子の誕生日の2日後です。
この歌詞、ちょっといただきです。

前回の日記もとても良くって、ついつい長いコメントを書いてしまい、それが理由でリジェクトされてしまいました。
私も日本のゴスペルで大好きな曲があります。
それは「God Bless You」という曲です。この曲は、私達もクリスマスパーティーで2年続けて歌い、みんな感動した曲です。

God Bless You
神のみまもりがいつでもあなたの上に注がれますように
あなたの心と体とすべてのいとなみが
守られささえられ、
よろこびあふれるように私は祈ります。
God bless you God bless you
God bless you God bless You
4. Posted by hana   November 06, 2007 00:08
日本語ではなかなかストレートに「愛している」って言うのは照れくさいですものね。

それは恋人同士とかだけでなく、家族であっても。

でも私はこっちに来て、家族とあってHugしたり、っていうそのふれあい、そして特別ではなく「love」と言う言葉が言えるって言うのも素敵だなあと思います。

でも日本人の控えめな優しさに包まれた愛情表現も大好きですが。
5. Posted by しんかい   November 06, 2007 01:59
☆ルミコさん
まずは、もうすぐ息子のさんのお誕生日と、サムさんとのご結婚記念日おめでとうございます
(このブログは、字数制限が自動でかかってしまうんです。ご迷惑おかけして申し訳ございません

そして、とっても素敵な歌を教えてくださって、ありがとうございました!知らない日本のゴスペルでしたが、岩渕まことさんの歌だと、調べてわかりました。これまたシンプルゆえにストレートな、しみじみとした愛情の込められた歌ですねえ。きっとどこかの教会やゴスペルコンサートで、私も聴く機会が今後あると思います。本当にありがとうございました。
6. Posted by しんかい   November 06, 2007 02:13
☆hana様

いやいや本当に、あの日常生活に溶け込んだ家族や友人とのhugやI love youは、いいですね。私も、自分のコドモやオットには、一応「大好き〜」だのなんだの言いますが、両親には、全く言ってないI love youでございます。

日本では、ゴスペル関係者??の方は、わりと「愛してるよ〜」と気軽に言ったり、Hugとかなさるので、ゴスペルコンサートの会場に行くと、ちょっと独特な雰囲気があります。でもなぜか、日本人あいてだと、照れてちゃうんですねえ。私も・・・。

7. Posted by Shogo   November 08, 2007 01:30
ルミコさん、hanaさんの名前をみたら、これは書かなあかんやろと思い、書いてます。

僕の妹ん家は、妹と姪(母・娘)が同じ7月13日生まれで、そこの男の子は惜しくも7月11日生まれです。ほんま狙っとったんかいな! そんでうちも狙ってみたんですが(本当は偶然ですが)、うちのタイチは、7月8日で、少し早く出てきました。

僕の父は2月25日、母は2月26日。そして女房の妹が、2月25日。近い誕生日が多い家族です。

8. Posted by emizo   November 08, 2007 23:24
遅いコメントになってしまいましたが、しんかいパパ様、Mちゃん、お誕生日おめでとうございます。
思いがけず一緒のお誕生日で、本当に光栄。うれしいです

本当にベタベタの歌詞ですよね。でも歌っているうちに泣けてくる、聞くより歌うほうがじんときます。(クリスマス会は、子どもたちにも歌ってもらいましょう〜!)

韓国ドラマがブームになった背景として、儒教の精神(親を敬う心、韓国ドラマには、たとえ恋愛ものであっても親が出てきます、しゃしゃりでます)や、あのストレートな感情表現があると言われています。暑苦しいくらいストレート。

でも、言わなきゃ伝わらないですよね。

9. Posted by shnkai   November 09, 2007 05:22
☆shogo様
>ルミコさん、hanaさんの名前をみたら、これは書かなあかんやろと思い、書いてます。

そ・そんなご無理なさらずに〜(笑)ですが、コメントありがとうございます。そうですか、我が家でもずいぶん珍しいかと、ひそかにほくそ笑んでいたのですが、もっとすごいファミリーがいらしたのですね。

それにしても、7月と2月はお誕生日ラッシュで忙し〜ですねえ。妹さんのご家庭は、7月の3日間のうちに3回ケーキを召し上がるのか、それともまとめてお祝いなのか興味津々です。

一方息子に、どうして僕はパパかママと誕生日が一緒じゃないの?と聞かれて、答えに窮する我が家です。
10. Posted by shinkai   November 09, 2007 05:30
☆emizo様
あらためて、お誕生日おめでとうございます。
さすがドラマに詳しいemizoさんですねえ。

恋愛ものでも、親が出てくるんですか?そうですかそうですか・・・実は、私、なぜだか冬ソナもチャングムも、韓流ドラマを1本も1回もみたことがないんです。なんでかなあ〜。なんでかなあ〜。

日本人と限りなく同じ顔をした方々が画面に出ているのに、日本語吹き替えなのが、落ち着かないのかなあ。なぜか落ち着かなくて、チャンネル変えちゃうんですよ。
11. Posted by りえ   November 10, 2007 11:10
うちも次女と私が同じ誕生日です。
結構あるものなのですね。

今回の君愛はとにかく伴奏が楽しみです。クリスマスシーズンに教会で生ピアノで歌えるなんて何て幸せ。今から楽しみです。

ちなみに韓国ドラマは吹き替えでなくハングルで見てください。ものすごいいいです。
12. Posted by shinkai   November 11, 2007 07:03
☆りえ様
え〜っ!!!!?りえさんち、次女ちゃまと同じお誕生日だったの?それは今まで、全然知らなかったです。いや〜案外そういうご家庭あるんですね。その日、ケーキは二つ?

H先生のオリジナルの君愛ピアノ伴奏は、もう本当にそれだけでうっとりするくらいきれいだよね〜!!!ありがたや〜私たちのウタなしで、ピアノだけ客席から聴きたいくらい(あ、それはあかんやろ)!

韓国ドラマはハングルで。はい、やってみます。
13. Posted by めめ   January 16, 2008 15:57
こんにちわ♪
関西の、とあるゴスペルクワイヤに参加している者です。

「君は愛されるために生まれた」
去年2007年大阪・韓国系の教会で、夏のS.F.5(スピリチュアル・ファイティングNo.5というのがありました。
そこで、韓国語と日本語ともユニゾンでしたがマスクワイヤで歌わせてもらってきました。

歌うほうもうっかりすると泣いちゃいますが(私も泣かないように懸命です)、聞きにきてくれていた夫や母・妹もベロベロに泣いてました。

途方もない破壊力をもった歌ですね(笑)
でも、私もこの歌大好きです。
ステキな記事をありがとうございました♪
14. Posted by shinkai   January 17, 2008 08:47
☆めめ様
はじめまして。コメントをいれてくださり、ありがとうございます。

ハングルでも歌われた経験がおありなのですね。素晴らしい〜です。私も歌ってみたくて、カタカナハングルの歌詞をみてたりしたのですが、どこでどう伸ばすのかが、わからなくて、挫折してしまいました。いつか、歌いたいです。

>途方もない破壊力をもった歌ですね(笑)

↑めめさんのこの表現が、大変気に入ってしまいました。確かにココロのバリアーを破壊するには、最強の歌かもです。どこかでこの表現使わせていただきます(笑)。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
15. Posted by めめ   January 21, 2008 03:53
こちらこそ、よろしくお願いいたします。

タバナクルのDVDをご紹介いただきましてありがとうざいます。実際に購入するにあたりまして、大変参考になりました。

そして先日届きまして、早速見ました。
新年初頭のWSの時に講師にDVDタイトルを聞いて、すぐに注文はしていたのですが、DVDを見ているとなんとその中の2曲を教えてもらっていたのです!
キーはウチのクワイヤ用にダウンされて教えてもらってましたが(笑)あちらのキーは思ったより高かったです。単に、ウチが低いだけなのかもしれませんけど(笑)

その他にも「i'm amezed」にはずいぶん驚かされました。「i'm amezed」(直訳)私は驚いた!
でも、私もめちゃくちゃ驚きました!いろんな意味で!鳥肌もたつし、泣くし!全部を言葉にできません!

ほんと、いいですね。あのDVD。
目から涙もうろこもぼろぼろです。
rikaさんの記事のおかげです。感謝します。
16. Posted by めめ   January 21, 2008 04:01
連投もうしわけありません。

こちらの記事とは関係ないrikaさん以前ご紹介された、タバナクルのキャロル・シンバラさんの著書のお話です。これも購入して、今読んでいるとちゅうです。

私はノンクリスチャンですが、謙虚であるということがいかにたいせつであるかということが何度も何度も書かれてあることに、ある種の感銘を受けています。

ウチのリーダーがよく云う言葉に、クリスチャンであろうがノンクリスチャンであろうが、福音を伝える伝道者であることに変わりはない。
だからその意識を持ってほしい、と。

この本も私のゴスペルに対する態度を改めるものとなりそうな予感です。

何度もコメント失礼いたしました。
独り言に近くもありますので、お返事コメントは頂かなくても気にはなりません。どうぞお気遣いなくお願いいたします。
17. Posted by shinkai   January 21, 2008 16:40
☆めめ様
こんにちは。おもわずうれしくなってしまうコメントをいただき、本当にありがとうございます。

ブルックリン・タバナクルのキャロルさんは、私も、最も尊敬する女性のひとりで、あのご著書は、何度読んでも新しい発見があり、何度も励まされました。キャロルさんは、本当にあれだけのことをなさりながら、ものすごーく謙虚ですよね。おもわず自分が恥ずかしくなります。

めめさんのクワイヤのリーダー様のお言葉にも、とても感銘しました。私も心したいと思います。ありがとうございました。

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