February 02, 2009

新井深絵(あらい・みえ)さんの♪『サララ』が、Youtubeに!

Gospel Soup (83) 新井深絵(あらい・みえ)さんの♪『サララ〜生きよう』が、Youtubeに!

 大阪在住のゴスペル・シンガー新井深絵(あらい・みえ/Mihye)さんの、オリジナルソング♪サララ(韓国語で「生きよう」)。昨年11月に待ちに待ったyoutube登場!でしたが、卒業式シーズンを前に、あらためてのご紹介です。
 


 新井さんは普段は英語のゴスペルやソウルを中心に、カッコよく歌っておられますが、この♪サララは、命の輝きと、人が生まれながらに持つ力を、まず自分が信じて一歩踏み出すことにエールを送った、いわば「人生の応援歌」。
 
 卒業式で「先生から生徒へ」歌ってもいいし、「生徒達が自ら」歌ってもいい曲。むろん卒業式じゃなくても、老若男女が、自分のためにも、誰かのためにも歌える曲。
 
 この歌を新井さんが作った経緯と、歌にかけた「思い」は、Flying Shogo-sanのブログに、とてもとても詳しく書かれていますので、是非こちらを!
 
 うーん。それにしても何だかこう、すごいのは新井さんが歌った時の、表現力というか「説得力」。普通、中学生や高校生は敏感だから、たとえお説教であっても歌であっても、本気でその人が語っているのか、口先だけのモンなのかなんて、簡単に見破ってしまうでしょう。続きを読む

January 11, 2009

オバマ支持のゴスペルコンサートで熱唱!Donnie McClurkin(ドニー・マクラーキン)来日

Gospel Soup (82) オバマ支持のゴスペルコンサートで熱唱!
    Donnie McClurkin(ドニー・マクラーキン)来日
    〜ドニーは共和党支持から民主党支持になった?〜

 
 ブラックゴスペルのスター、ドニー・マクラーキンが、ゴールデン・ウィーク(2009/5/1〜5/6)に再来日!!東京でワークショップ+コンサートの盛りだくさんの内容。ドニー来日
詳しくはこちらとっても素敵な来日専用HP
 (参加申し込みは1月15日から)
 
 



 ドニーの経歴や、アルバムについては、わっしぃさんの「ブラック・ゴスペル掲示板」や「ロンさんのブログ」に、ものすごく詳しい内容が連載されているので、そちらを。
 
 

 オバマ勝利と関連して、個人的に興味深く思い出すのは、一昨年、オバマ候補が黒人キリスト教層の票田を集めようと、サウス・キャロナイナで開いたゴスペルコンサートに、ドニーが出演することが決まった時の、メディアを巻き込んだ騒動ニュースである(ロイターニュースサン・ニュース)。
 
 ものすごくおおざっぱな話をすると、共和党は反ゲイ。逆にオバマは民主党で、ゲイの権利を認めている。ドニーは幼少期のつらい経験から、反ゲイの急先鋒。ゲイは罪だ呪いだ!とまでする意見を、今までじゃんじゃん展開していた(この彼の論展開は私はとてもニガテ)。そんなことから、もちろん共和党支持とされていて、2002年・2004年の共和党の党大会では、ドニーがスピーチをしたこともあり、ブッシュ嫌いな私は、ふーんと実に釈然としない思いだったのだ。
 
 ところが、え?いつから?ドニーとオバマ

 ドニー・マクラーキンは、支持政党そのものを変えたのか?オバマが黒人だから?
とにかくこんどは、民主党のキャンペーンの、オバマ支持・ゴスペルコンサートで、Mary Maryらと共に歌うことになった(2007/10)。


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January 07, 2009

カラフル・ニュー・イヤー!

Gospel Soup (81) カラフル・ニュー・イヤー!

 新年明けまして、おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
black ban-aid
skin color crayon
black foundation

 




 


 いつも年の始めに、今年の抱負(のようなもの)を、自分の頭の中で漢字で思い浮かべたりしています。今年は「笑」という漢字に加えて、「色」!
 
 ちなみに、この画像はアメリカで売っている
(1)各種肌色対応のバンド・エイド(かわいいけど、売っているのめったに見たことありません)
(2)肌色(skin color)専用のクレヨン(幼稚園とかによく置いてある)
(3)ファンデーション色見本。

 うーん、色の幅があるなー。
 
 クワイヤへの子持ち女性友人への年賀状にも、
「今年は、ヒ・ト・ヅ・マの色気で、ぶいぶい歌いまっしょう!」と冗談半分で書いたけれど、半分本気だったりします。
 
 色気だけじゃなくて、元気な顔色だったり、色をつけたり(サービス精神とか、ものごとにニュアンスをつけたり、魅力があったりの意味で)、色ツヤだったり、濃淡だったり、キラキラだったり、鮮やかだったり。単色じゃなくて、色んな世代・色んな国・色んな人と今年も会いたい!!!という思いもあります。あ!色んな声を聴きたいというのも。
 
 そんなわけで、色!  続きを読む

December 25, 2008

今年のクリスマスにふさわしい歌は何だろう?

Gospel Soup (80) 今年のクリスマスにふさわしい歌は何だろう?
   John Lennon - Happy Xmas (War Is Over) (1971)



 今年のクリスマスは、自分の心にしっくりくる曲がなかなかなかったのだが、テレビから流れてきたあまりに有名なジョン・レノンとヨーコの、Happy Xmasを聴いていたら、今さらながら、ああこんな歌詞だったんだなあと、37年も前に作られたこの歌が、全然古くないことに、あらためて驚いた。Happy Christmas









♪Happy Christmas (War Is Over) (youtubeの映像↓)



 クリスマスイブの昨夜、家の窓から京都の夜景を見ていたが、京都の有名な某企業のビルの窓のいくつかは、12時を過ぎても電気がついていて残業中の人がいるらしい。これらの企業の業績悪化のニュースは、新聞で読んだ。業績が上を向いても下を向いても忙しいのが日本のサラリーマンだけど、仕事があるだけでもありがたい、屋根があるだけでもありがたいというのが、今年の日本のクリスマスだったようだ。
 
 クリスマス。
 ジーザスが生まれたのは、全ての人を救うため・・・ということになっている。ということは、本来すべての人が、楽しいクリスマスを過ごす権利があって、そうあるべきな特別な一日。

 ♪So this is Christmas〜そう、だから今日はクリスマスと、この歌は歌う。オノ・ヨーコは、ジョンの声のことを、「コミュニケートする声」だと言った。この歌は、とても強いメッセージの曲でもあり、祈りの曲でもある。続きを読む

December 02, 2008

ゲイリー・ハインズ・ワークショップ2008を終えて

Gospel Soup (79) ゲイリー・ハインズ・ワークショップ2008を終えて

 〜Dignity(誇り)とUnity(連帯)と、
オバマというヒーローとUnsung Heroes(歌われなかったヒーローたち)〜

 
 何だかサブタイトルがやけに長いですが、今年のゲイリー・ハインズ・ワークショップ(Gary Hines Spiritual Workshop)に参加させていただいてから、もう一ヶ月以上も経ってしまいました。今年のワークショップ・コンサートも、市岡裕子さんやBee芦原さんや、スタッフのかたがたの多大なるご尽力のおかげで、なおさら素晴らしいものでした。ありがとうございました。
 
 あまりに密度の高い1日で、当日は明らかに頭が飽和状態を越えていた情けない私は、今回のワークショップの事を、自分の中で消化するのに、本当に時間が必要でした。
 
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