ゲイリー・ハインズ(Gary Hines)ワークショップきみは愛されるため生まれた

October 23, 2007

May〜祈り

Gospel Soup(54) May〜祈り

 Mayといっても、5月のMayじゃなくて、英語で「〜でありますように」と願う、願望や祈りの文頭にくるMayのほう。どういうわけか、私はこのMay〜で始まる文章に昔から弱いのである。
 
 ゴスペル音楽は神様に対して祈ったり、讃美したり、感謝したり、叫んだり、慟哭したり・・で、そのストレートな感情表現は、いつも私の魂を揺さぶる。しかし、天に向かって斜め上45度くらいの目線の角度で(笑)、神に向かって歌うゴスペルとはまた別に、ごくごく普通の日常生活の中で、普通の目線で、自分の周りの人に

 May God be always with you(いつも神様があなたのそばにいますように)という祈りの気持ちで歌われた歌も好きだ。
 
 ♪Forever Youngという歌がある。

 ボブ・ディラン(Bob Dylan)の歌だが、ジョーン・バエズやソウェト・ゴスペル・クワイヤにも、カバーされている。決して教会で歌われるゴスペルでもなく、シャウトするわけでもなく、ただひたすらMay〜で、相手の幸せを祈った歌。なんとなく1番は恋人に歌った感じで、2番は自分の子どもに歌ってるようで、3番は友人に歌っている感じの歌。タイトルは♪Forever Young(永遠に若いままで)だけど、アンチ・エイジングや美容整形の歌ではありませんので、念のため。

♪Forever Young

<1> 
May God's blessings keep you always(神さまのご加護が いつもあなたと共にありますように)
May your wishes all come true(あなたの願いが すべてかないますように)
May you always do for others(あなたがいつも 他の人のために行動することができて)
And let others do for you(そして他の人もまた、あなたのために行動してくれますように)
May you build a ladder to the stars(あなたが、星にはしごをかけることができますように)
And climb on every rung(そしてそのひとつひとつの段を登ることができますように)
May you stay forever young(あなたが、ずっと若々しくいられますように)
Forever young, forever young(ずっとずっと、若いままで)
May you stay forever young


<2>
May you grow up to be righteous(どうかおまえがまっとうな大人に成長するように)
May you grow up to be true(正しく大きくなれ)
May you always know the truth(おまえがいつも真実を知ることができるように)
And see the lights surrounding you(そしておまえを囲む光の数々に気づくことができるように)
May you always be courageous(いつも勇敢であるように) 
Stand upright and be strong(まっすぐに立って、強くあれ)
May you stay forever young(そしていつも若々しくあれ)
Forever young, forever young(ずっとずっと若いままで)
May you stay forever young


<3>
May your hands always be busy(君の手がいつも忙しく動いていられますように)
May your feet always be swift(君の足がいつも、俊敏に動いていられますように)
May you have a strong foundation(君がしっかりとした土台を持つことができますように)
When the winds of changes shift(風向きが変わろうとしている時に)
May your heart always be joyful(君の心がいつも喜びで満ちあふれますように)
And may your song always be sung(君の歌がいつも歌われていますように)
May you stay forever young(君が、ずっと若々しくいられますように)
Forever young, forever young(ずっとずっと若いままで)
May you stay forever young.


 宗教にかかわらず、祈りはそこかしこにある。
 
 小さい頃は「誕生日のケーキは○○なのがいいなあ」。中高生の頃は「今度のテスト、いい点がとれますように」「今日、帰りに○○君に会えますように」「○○学校に合格しますように」・・・って、いやはや、これは祈りとは言えない願望ばかりで、しかもそのバリエーションの少なかったこと。
 
 でも年齢を重ねるにつれて、祈りたいことが確実に増える。自分のこと、子どもや夫や家族・遠く離れた両親のこと、友人のこと。仕事のこと、健康のこと、やりたいこと。自分のことは、自分の努力でなんとかなることもあるが、自分以外の周りの人のためには、たとえ家族のことであっても、祈るしかないこともある。一緒に暮していない友人のことなら、なおさらのこと。
 あの方がさらに、健康を取り戻すことができますように。あの方の事業が成功しますように。あの方の大きな夢がかないますように。亡くなった親友の残された子供たちが健やかに育ちますように。数えあげればきりのないほどの祈り、May〜。ぜんぶひっくるめて、今日は 
 May God be always with you!

 (これだけ、この歌詞を絶賛しておきながら、実はボブ・ディランの声が私は苦手なので、ご興味のある方は、ソウェトゴスペルクワイヤの、♪Forever Youngをご視聴ください。アルバム「African Spirit」の16曲目です) 

African Spirit
 

graceshinkai at 03:20│Comments(12)TrackBack(0)ゴスペル雑記帳 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by りえ   October 23, 2007 06:43
わーい♪ひさびさのしんかい節だ(*^。^*)
いろんな思いを込めて今から聴きますね。
もちろんソウェトヴァージョンで(^_-)
2. Posted by しんかい   October 23, 2007 07:33
☆りえ様
朝、早くからのコメントありがとう。
はい、是非ソウェトヴァージョンで、聴いてちょうだいませ〜。秋になったし(?)、しんかい節うなるわ〜♪
3. Posted by べちゃん   October 23, 2007 10:06
音読してみました。
2番がしみる。親のこころ、だから。
rightousって初めて知りました。らいちゃす、でいいのかな?
4. Posted by しんかい   October 23, 2007 10:19
☆べちゃん様
さすが、べちゃんさん。お・お・音読までありがとうございます。
そうですね。2番の歌詞。ウチの子どもたちもこうやって育って欲しいです。あ、でも1番から3番まで、全部、子どもに宛てても歌えるかも。

それでもって、righteousは、はい。らいちゃすです♪訳しにくい単語でした。辞書だと↓なんですがjavascript:void(0);
1 道理のある、もっともな、当然の
2 正義の、公正な、正しい
3 高潔な、有徳の
5. Posted by おり〜   October 23, 2007 11:23
5 すてきな歌詞ですね〜〜!
クリスチャンの最も好きなトコのひとつが
なんの躊躇いも、衒いも無く、家族だろうが初対面の人だろうが、その人のことを思って、すぐ神様に祈りを捧げるところでした。
それは、本当に素晴らしいことだと常々思っていたので、グレース様のお気持ちすごぉ〜〜〜っく良く分かります。
その曲聴いたことなかったので、実は即注文してしまいました・・ふふ、たのしみぃ〜〜
ご紹介どうもありがとうございます。
6. Posted by しんかい   October 23, 2007 18:26
☆おり〜様
わ〜、ブログへにまで起こしくださり、コメントありがとうございます。

>クリスチャンの最も好きなトコのひとつが、なんの躊躇いも、衒いも無く、家族だろうが初対面の人だろうが、その人のことを思って、すぐ神様に祈りを捧げるところでした。

そうそう!同感です。社交辞令の「ご自愛をお祈りします」じゃなくて、あたりまえのように、本当になんのてらいもなく、直球でお祈り。でも、お祈りされるのも、うれしいですよね。

しかも、CDまで買っていただいたそうで、ひゃ〜ありがとうございます(私は、セールスマン?)。アルバムAfrican Spiritは、他にも名曲ぞろいです。お時間がおありでしたら、またご感想などいただければ幸いです〜
7. Posted by pony   October 23, 2007 22:06
今日のブログ、とっても胸に響きました。
わたしも思いっきり日本語英語なのが恥ずかしいけど、つい声に出して読んでしまいました…
しんかいさんの文章、本当に、心に沁みますー…!!!
また、読ませてもらいに戻ってくると思います☆
ありがとうございました!
8. Posted by しんかい   October 23, 2007 23:34
☆pony様
ご無沙汰しています、こんにちは〜。
過分なおことばをありがとうございました。

ボブ・ディランの膨大な詩が、ノーベル文学賞候補にあがったことがあることを、最近知りましたが、「ノーベル賞までは、いかないでしょう??」と思いつつも、この詩には、私もツボを押されてしまいました。

また、ponyさんの日記にも、遊びにうかがいますね。
9. Posted by pony   October 24, 2007 10:33
お返事ありがとうございます!!
ボブ・ディランがノーベル文学賞候補だったとは〜!すごいですね!
リアルタイムに近い感じで身近に聴いたり読んだりしてきたものが、こうやって歴史的?なものになってくるのは、感慨深いですね…。
大人になると、祈りたいことが本当に増えますね。
神社仏閣、通りすがりのお地蔵さんにまで、つい手を合わせたくなるときがあります。全然信心深いわけでもないのにー(笑)
10. Posted by しんかい   October 25, 2007 11:13
☆pony様
再びコメントありがとうござます。

>リアルタイムに近い感じで身近に聴いたり読んだりしてきたものが、こうやって歴史的?なものになってくるのは、感慨深いですね…。

え〜っ私は平成生まれなので、有名な歌手もリアルタイムでは全く知らないんですうう・・と、ぶりっこな大嘘を書こうかと思いましたが、ponyさんとは同年代であることが先日わかったんでしたね(笑)。色々、また同年代ゆえに共感しあえあることもあるかと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。
11. Posted by sarno   September 25, 2009 09:19
素的なブログですね。
翻訳も素晴らしいです。
自分のブログに貼り付けさせていただきました。ありがとうございます。
12. Posted by shinkai   September 25, 2009 21:06
☆sarno様
初めまして。ブログを読んで下さり、またリンクまでしていただきありがとうございました。

sarnoさんのブログも拝見しました。まずは、ご健康をお祈りいたします。そして
May your life be filled with love and happiness!

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ゲイリー・ハインズ(Gary Hines)ワークショップきみは愛されるため生まれた