きみは愛されるため生まれたイズラエル・ホートン(Israel Houghton)来日

December 10, 2007

ゴスペル・ワイドショー

Gospel Soup(56) ゴスペル・ワイドショー

 12月18日発売予定の、カーク・フランクリンニューアルバムThe Fight of My Life」。Myspaceで視聴もできますが、このボクシングしているカークのジャケットには驚きましたカーク・ニューアルバム

 カーク・フランクリンは大好きなのですが、今回のジャケットは「俺の人生における戦い」を表しているのでしょうか?いやなんだか、スポーツ新聞の写真みたいなジャケットにびっくりですが。う〜ん、今回はセンスがわからないまま、聴いてからのお楽しみということで


 
 
 ところでみなさまワイドショーはお好きでしょうか?あるいはゴシップ満載の女性週刊誌とかタブロイド誌は?かつては私は大好きでした。
 
 最近はもうすっかりワイドショーはどうでもよくなりました。忙しいし「他人の人生どうでもいいわ」という気分。インターネットで、ゴスペルシンガーの記事を探しはじめた頃は、ゴスペル歌手のゴシップやトリビアがあると、「ゴスペル歌手も、人間だな〜」と、妙に楽しかったりしたのですが、こちらのほうも、最近めっきり清らかになり、あんまり興味がなくなりました。でもせっかくだからまとめて載せてしまいましょう

<ゴスペルシンガーも人間だもの> 
 離婚経験者はヘゼカイア・ウォーカーフレッド・ハモンドトーネイなど。女性では、あのヨランダ・アダムスも、ジャニタ・バイナムも、トラメイン・ホーキンズもみ〜んな離婚経験者


<ゴスペル界の恋愛問題> 
 カーク・フランクリンはかつてポルノ中毒だったし(記事参照)、ドニー・マクラーキンはかつての辛い過去から今は反ゲイ立場で共和党寄り(記事参照)。同性愛者に対して寛大な立場で、すべての人が等しい権利を持つとする民主党の大統領候補オバマ氏は、民主党の資金集めのコンサートにゴスペルシンガーを招聘しようとして、その中に反ゲイのドニー・マクラーキンも入っていたため、逆に火種を作ることに;ニューヨークSUN紙。)

 ゴスペル界には常に、ゲイ問題がうごめき、ヘゼカイア・ウォーカーも、去年の2月にはゲイであるというでっちあげ記事の災難に見舞われたこともある(この記事は、のちにねつ造である事がわかり、記事掲載側はヘゼカイア・ウォーカーに謝罪)。

次はトリビアのネタ

<ゴスペルシンガーの趣味> 
 リチャード・スモールウッドが、生涯ずっと好きな歌手はアレサ・フランクリンで、Thomas Blackshear社の黒人のフィギュアを集めるのが趣味(結構、かわいい)。

 巨漢フレッド・ハモンドの趣味はバイク→記事参照

<双子の結婚相手は>
 双子のゴスペルシンガーのMary Maryの夫たちは、偶然二人とも苗字がキャンベ(Campbell同じ苗字の男性と結婚したということ)。ちなみにひとりはシカゴ出身のキャンベルさんで、もう1人はロス出身のキャンベルさんで、全くのアカの他人。
 
<4人の女性シンガーが切手に>ゴスペル歌手の切手
 1988年に、米国では4人の女性ゴスペルシンガー(マヘリア・ジャクソン、クララ・ウォード、ロバータ・マーティン、シスター・ロゼッタ・サープ)の記念切手が発売されたことがある(これは嬉しいネタですね)。
 


<ワイナンズ・ファミリーのゴッドマザー>

 これは有名な話。いわゆるワイナンズ・ファミリー、CeCe WinansやBeBe Winansの兄弟姉妹は、全部で10人。すなわち映画「ゴスペル」にも出演していた、あのDelores Mom Winansおばあちゃんは10人!!の子どもを生んでいる。
 
 ゴスペルシンガーの♪人生色々〜。趣味もイロイロ。センスも色々。
清濁合あわせ飲みつつも、それでも聖なるもの清らかなるものへ向かおうとするのがゴスペル。

 私も下世話なゴスペル・ワイドショー趣味に時間を使うことからそろそろ卒業して、好きなゴスペルだけ聴くことにしましょう。

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この記事へのコメント

1. Posted by wassy11   December 11, 2007 00:01
切手、ほしいな…。
2. Posted by しんかい   December 11, 2007 09:41
☆wassy11様
コメントありがとうございます。wassy11さんの掲示板も、拝見しつつもコメントいれないままで、ご無礼しておりすみません。

切手!ホント、欲しいですね〜1988年の発売だから、もう20年前ですか。どっかのネットオークションとかしかないんでしょうけど。もし、私が持ってたら、あっちこっちで、見せびらかして、イヤなヤツになってるだろうなあと思いつつ。
3. Posted by pony   December 11, 2007 09:43
同感です!たしかに、人の人生まで首突っ込んでる時間がもったいない感が最近あります。
子供達のほうが、その手のネタをよく知ってたりします(笑)
と言いつつしんかいさんのブログ、しっかり興味深く読ませていただいちゃってます(*^o^*)
4. Posted by りえ   December 11, 2007 17:28
ほ・ほんとだ・・・なんでボクシング????

ワイドショーなあ、確かに最近は「お父さんのためのワイドショー講座」ですら見なくなった・・・
これって老化??

あはは、でもしんかいさんはやっぱりおもろいっす。こんなワイドショーなら毎日チェックしちゃうかも(^_-)
5. Posted by emizo   December 11, 2007 22:23
そーね、ワイドショーはどのチャンネルも一緒だからね。同じ話題、同じ映像。別の切り口があればいいのに、コメントさえも似通っているし…。

いわゆるワイドショー、東京ではどんどんその数は減っているようですね。関西はまだ生きてる。関西のほうが、言いたいこと言いやすいという土壌もあると思います。ゆるさもあるし…。

ワイドショーのネタもブログ発、なんてのも多いし、なんでもかんでも右へ倣えだよね。
6. Posted by shinkai   December 12, 2007 01:44
☆pony様
え〜お子様のほうが、情報通?あ、そういえば、ウチもワイドショーネタではないけど、今どきのj-popは、完全に子どものほうが詳しくなってしまいました。

私はジャニーズは、メンバー名がわかるのはTOKIOまで。そのあとはもう誰が誰だかわからなくなってしまいました。
7. Posted by shinkai   December 12, 2007 01:51
☆りえ様
「お父さんのためのワイドショー講座」、そういえば私も最近みてないわ。こういうのは老化というより「成長」と言いましょう〜。

藤原紀香と陣内の結婚式のワイドショーも、(結婚式があることも知らなくて)みなかったけど、あれはちょっと見たかったかも。
8. Posted by shinkai   December 12, 2007 01:56
☆emizo様
>いわゆるワイドショー、東京ではどんどんその数は減っているようですね。関西はまだ生きてる。

それは知りませんでした。関西では全国ネタ以外に、関西ネタもあるしね。
最初関西に引っ越して来たとき、全国放送だと標準語を使っている関西出身タレントが、関西限定オンエアだと、関西弁でトークをしてるのが、面白かったです。うまいこと使いわけてるものだなあと。
9. Posted by おっちー   December 20, 2007 22:23
シンカイさんご無沙汰です♪
カークの新作聴きましたヨ!
まだちゃんと聴いていないのですが…
注目は2曲目…
declarationという曲…これはサブタイトルにあるthis is itという名曲のカバーです。
この曲をこんな風にアレンジするとはびっくりですがとにかくオリジナルをリアルタイム知っている人間にとっては懐かしいです♪

ちなみにオリジナルはケニーロギンズとマイケルマクドナルドの共作でケニーロギンズの1979年のkeep the fireとう作品に収録されております。

もうひとつおまけに…この二人は…あのドゥービーブラザーズの名曲what a fool believeを創った名コンビです

なんだかオタクなお話ですんません(−−;
リアルタイムで懐かしかったもので(^^;)
10. Posted by shinkai   December 21, 2007 11:40
☆おっちー様

本当にお久しぶりです。お元気そうでなによりです!コメントありがとうございました。

もう泣く子も黙るゴスペル・マニア道まっしぐらの貴重な情報ありがとうございます。ドゥービーブラザーズ以外、ど・ど・どれもわからなくて申し訳ないのですが、なんだかこのアルバムも期待しちゃいます。
(まだ、買ってないのでした)

おっちーさんも、素敵なクリスマスと、よいお年をお迎えください。

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