August 30, 2010
SMSコンサート行ってきました
Gospel Soup (99)SMSコンサート行ってきました
Gospel Music Gumbo(ゴスペル・ミュージック・ガンボ)
真夏・酷暑の大阪。毎日毎日晴れてどれだけハレルヤ!みたいな、8月21日。夕方5時開演で、終わったのが8時半近く。いや〜、本当にゴキゲンな、まるで夏祭りみたいな、ゴスペルとリズムの大競演でした。
コンサートタイトルのGUMBO(ガンボ:もともとはオクラのこと。アメリカニューオリンズ名物の具だくさんスープ)が示す通り、南部の香りたっぷり具だくさん。いろんな具(お一人お一人や、クワイアやグループや歌)があり、それぞれの食材がそれぞれにおいしい味と香りを放ちつつ、混ぜ合わさって、なおかつ全体として「おいし〜っ!」。これでもか!これでもかのフルコース。古いゴスペルあり、ニューオリンズ南部のゴスペルあり、アフリカンゴスペルあり、南アフリカのプロテストソングあり。レゲエあり。バハマのゴスペルあり。バンドあり。ブラスバンドあり。ジャンベあり。ホイッスルあり。。。。。
最後は「舞台も客席も、さらに混ぜたるぜ!状態」な、音のるつぼ。お皿も鍋もハコも、やんややんやとスプーン・おたまで混ぜ合わせ、食べたことない味たくさん♪また食べたくなるんだろうけど、きっと同じ味は、今宵今夜一度きり。
「どや!こんな味、こんな曲、食べたことないやろ。おいしいやろ!?ここでしか食べさしたらへんで!ようけ食べていき!」
そんな主催者・出演者の方の心意気を感じるような、夏の豪華なゴスペル・スープの大祝宴。そうそう、まさに、これは生きている喜びあふれる夏の「祝祭」でした。
Gospel Music Gumbo(ゴスペル・ミュージック・ガンボ)
真夏・酷暑の大阪。毎日毎日晴れてどれだけハレルヤ!みたいな、8月21日。夕方5時開演で、終わったのが8時半近く。いや〜、本当にゴキゲンな、まるで夏祭りみたいな、ゴスペルとリズムの大競演でした。
コンサートタイトルのGUMBO(ガンボ:もともとはオクラのこと。アメリカニューオリンズ名物の具だくさんスープ)が示す通り、南部の香りたっぷり具だくさん。いろんな具(お一人お一人や、クワイアやグループや歌)があり、それぞれの食材がそれぞれにおいしい味と香りを放ちつつ、混ぜ合わさって、なおかつ全体として「おいし〜っ!」。これでもか!これでもかのフルコース。古いゴスペルあり、ニューオリンズ南部のゴスペルあり、アフリカンゴスペルあり、南アフリカのプロテストソングあり。レゲエあり。バハマのゴスペルあり。バンドあり。ブラスバンドあり。ジャンベあり。ホイッスルあり。。。。。
最後は「舞台も客席も、さらに混ぜたるぜ!状態」な、音のるつぼ。お皿も鍋もハコも、やんややんやとスプーン・おたまで混ぜ合わせ、食べたことない味たくさん♪また食べたくなるんだろうけど、きっと同じ味は、今宵今夜一度きり。
「どや!こんな味、こんな曲、食べたことないやろ。おいしいやろ!?ここでしか食べさしたらへんで!ようけ食べていき!」
そんな主催者・出演者の方の心意気を感じるような、夏の豪華なゴスペル・スープの大祝宴。そうそう、まさに、これは生きている喜びあふれる夏の「祝祭」でした。
黒にゴールドの衣装がキラキラで元気な摂津ファミリークワイアさん。ニューオリンズ風の楽しい「夢ブラス・バンド」。赤いスーツがトレードマーク、ゴスペルの歴史をあらためて感じるブラザータイスケさんのクワイア。そしてジャンベグループ「わさわさ」さん。
そして生徒さんが200名いらっしゃる中で今回は90名出演のBee芦原さん率いるSMSさん。今回のステージのためにメンバーの中からジャンベ隊を作ったというのがこれがすごい!きっとすごくいっぱい練習なさったんでしょうね。
そして90名の皆さんがアフリカのカンガ風の衣装で、舞台に立って歌った最初の曲が、
Hlonolofasta(♪ショノロファツア/ソト語。南アフリカのSoweto Gospel Choirバージョン)。
もう、最初のイントロのコーラスを聴いただけで、ぞわぞわ。ゾクゾク。
大群衆(すんません)が、大地に足をつけて、コーラスが沸き上がってくる!沸き上がってくる!男性バスとテナー、女性2声のかけあいの面白さ。ジャンベのリズム。音声サラウンド状態の大賛美。ううう。たまらーん。ぜいぜい。踊りたい〜。
マイルス・デイビスは
「誰かの演奏を聴いて足踏みしたい気分になったり、背中までぞくぞくする感じがあれば、 それがいい音楽かどうか誰かに尋ねるまでもない。いつだって感じるんだよ。」
と(本人が言ったかどうか真偽はあやしいが)言った、らしいですが。そう!そう!それです。それ。
続いて歌われた♪I bid you goodnightも、大好きな曲。H先生のリードがとっても素敵。
つくづく、今回のコンサートは、アメリカのゴスペルに限らず、ラテン系もアフリカも、国境越・縦横無尽。ブラザータイスケさんのグループは、古い歌も歌われて、時間軸無制限。アメリカの黒人がかつて歌った歌、世界各地の人が歌っている歌が、辺境の現代日本で、新しい命を帯びて、歌い、祝されて、エネルギーのうねりを作っていくのが不思議でした。
今回のコンサートの曲を聴きながら、つらつら考えていたのが、コンサートのいろんな歌の歌詞のあっちこっち出てきたburden(重荷)。
例えば、アンコールで歌われた♪Down by the riversideでは、Gonna lay down my burden, down by the riverside「さあ、私の重荷を置いて、河原で休もう」と歌っている。
もちろんこれは聖書に「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。」という聖句があるから出てくる歌詞なのでしょうが、何かこう何かこう、そう本当に肩が軽くなったようなコンサートでした。きっと、いろんな人が重荷を一瞬でも置いて(あるいは人によっては、重荷を投げ出して)新しい体になってコンサート会場をあとにしたことでしょう。
余談ですが、帰りの電車の中で、色んな曲が頭の中でぐるぐるして、いろんなコンサートの場面もぐるぐるして、お酒も飲んでないのに、ぐるぐるぐるで「とにかくハレルヤ」と、自分に結論づけて爆睡。
翌日から熱が出て、さらに翌々日は人生で初めて(!?)39.7度まで熱が出て、ずっとぐるぐる。熱が下がったのが、5日後。んんん何か、体が活性化してしまったんでしょうか。恐るべしSummer Gospel Music Gumbo!本当に楽しかったです。ありがとうございました。
<Hlonolofatsa> ソウェトゴスペルクワイアのバージョンがネットになく残念ですが。
そして生徒さんが200名いらっしゃる中で今回は90名出演のBee芦原さん率いるSMSさん。今回のステージのためにメンバーの中からジャンベ隊を作ったというのがこれがすごい!きっとすごくいっぱい練習なさったんでしょうね。
そして90名の皆さんがアフリカのカンガ風の衣装で、舞台に立って歌った最初の曲が、
Hlonolofasta(♪ショノロファツア/ソト語。南アフリカのSoweto Gospel Choirバージョン)。
もう、最初のイントロのコーラスを聴いただけで、ぞわぞわ。ゾクゾク。
大群衆(すんません)が、大地に足をつけて、コーラスが沸き上がってくる!沸き上がってくる!男性バスとテナー、女性2声のかけあいの面白さ。ジャンベのリズム。音声サラウンド状態の大賛美。ううう。たまらーん。ぜいぜい。踊りたい〜。
マイルス・デイビスは
「誰かの演奏を聴いて足踏みしたい気分になったり、背中までぞくぞくする感じがあれば、 それがいい音楽かどうか誰かに尋ねるまでもない。いつだって感じるんだよ。」
と(本人が言ったかどうか真偽はあやしいが)言った、らしいですが。そう!そう!それです。それ。
続いて歌われた♪I bid you goodnightも、大好きな曲。H先生のリードがとっても素敵。
つくづく、今回のコンサートは、アメリカのゴスペルに限らず、ラテン系もアフリカも、国境越・縦横無尽。ブラザータイスケさんのグループは、古い歌も歌われて、時間軸無制限。アメリカの黒人がかつて歌った歌、世界各地の人が歌っている歌が、辺境の現代日本で、新しい命を帯びて、歌い、祝されて、エネルギーのうねりを作っていくのが不思議でした。
今回のコンサートの曲を聴きながら、つらつら考えていたのが、コンサートのいろんな歌の歌詞のあっちこっち出てきたburden(重荷)。
例えば、アンコールで歌われた♪Down by the riversideでは、Gonna lay down my burden, down by the riverside「さあ、私の重荷を置いて、河原で休もう」と歌っている。
もちろんこれは聖書に「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。」という聖句があるから出てくる歌詞なのでしょうが、何かこう何かこう、そう本当に肩が軽くなったようなコンサートでした。きっと、いろんな人が重荷を一瞬でも置いて(あるいは人によっては、重荷を投げ出して)新しい体になってコンサート会場をあとにしたことでしょう。
余談ですが、帰りの電車の中で、色んな曲が頭の中でぐるぐるして、いろんなコンサートの場面もぐるぐるして、お酒も飲んでないのに、ぐるぐるぐるで「とにかくハレルヤ」と、自分に結論づけて爆睡。
翌日から熱が出て、さらに翌々日は人生で初めて(!?)39.7度まで熱が出て、ずっとぐるぐる。熱が下がったのが、5日後。んんん何か、体が活性化してしまったんでしょうか。恐るべしSummer Gospel Music Gumbo!本当に楽しかったです。ありがとうございました。
<Hlonolofatsa> ソウェトゴスペルクワイアのバージョンがネットになく残念ですが。
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この記事へのコメント
1. Posted by BEE@S.M.S GOSPEL CHOIR August 30, 2010 02:07
しんかいさん、レポありがとうございます!
楽しんでいただけたようでうれしいです。
中盤に書かれているDOWN BY〜。さすがしんかいさんやなぁ。
結構僕の中ではあの曲も重要なテーマの一つでした。
RIVERは聖書の中でも聖なる場所とか、信仰そのものを表す言葉で、
今回のS.M.Sでも「ゴスペル歌うときはクリスチャンとか
ノンクリスチャンとかそんな迷いは一切足元に置いて
開き直って神様に向き合え!」っていうのが最重要課題でした。
あとはいろんな音楽が出てきたけど、内容はどれもシリアスな歌詞で
だからといってシリアスに歌うのではなく、それがレゲエならレゲエ、
アフリカンならアフリカン、躍動するビートに載せて歌う以上は
音楽の良さを損なうな・・というのも最重要でした。
ぼくらは単なる語りで伝えるのではなく、音楽という手法を通して
人にメッセージを届ける郵便屋さんみたいなもんだから
音楽の持つ力を全力で出し切ることに注力したい。
そんな真夏の祭典でした。ちゃんと届けれてましたか?
楽しんでいただけたようでうれしいです。
中盤に書かれているDOWN BY〜。さすがしんかいさんやなぁ。
結構僕の中ではあの曲も重要なテーマの一つでした。
RIVERは聖書の中でも聖なる場所とか、信仰そのものを表す言葉で、
今回のS.M.Sでも「ゴスペル歌うときはクリスチャンとか
ノンクリスチャンとかそんな迷いは一切足元に置いて
開き直って神様に向き合え!」っていうのが最重要課題でした。
あとはいろんな音楽が出てきたけど、内容はどれもシリアスな歌詞で
だからといってシリアスに歌うのではなく、それがレゲエならレゲエ、
アフリカンならアフリカン、躍動するビートに載せて歌う以上は
音楽の良さを損なうな・・というのも最重要でした。
ぼくらは単なる語りで伝えるのではなく、音楽という手法を通して
人にメッセージを届ける郵便屋さんみたいなもんだから
音楽の持つ力を全力で出し切ることに注力したい。
そんな真夏の祭典でした。ちゃんと届けれてましたか?
2. Posted by shinkai August 30, 2010 06:39
☆BEE様
なんと!コメントありがとうございます!ええ、本当に楽しいコンサートでした!!ありがとうございました。
コメントを拝読してびっくりしたのが、あれだけたくさん曲があった中で、♪DOWN BY〜が、重要なテーマの一つだったということ。アンコールの中でメドレーのトップみたいに、それこそ「軽やかに楽しく」歌われていたので。でも私の中では、コンサートの中で一番伝わったメッセージだったからです。自分もノリノリ踊りながら「そやな、そやな。うーん。でも私はburden置くのとか、投げるの下手やわあ。せやけど、置くのもアリやな。そやな。そやな。」と思いながら聴いてました。
客席のほうだけでなく、歌われる方も「いっさい足元に置いて」の歌だったから届いたのかもしれません。
>「躍動するビートに載せて歌う以上は音楽の良さを損なうな」
ううう。はい。私も歌う時、心いたします。
それでは、また。まだ暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。
なんと!コメントありがとうございます!ええ、本当に楽しいコンサートでした!!ありがとうございました。
コメントを拝読してびっくりしたのが、あれだけたくさん曲があった中で、♪DOWN BY〜が、重要なテーマの一つだったということ。アンコールの中でメドレーのトップみたいに、それこそ「軽やかに楽しく」歌われていたので。でも私の中では、コンサートの中で一番伝わったメッセージだったからです。自分もノリノリ踊りながら「そやな、そやな。うーん。でも私はburden置くのとか、投げるの下手やわあ。せやけど、置くのもアリやな。そやな。そやな。」と思いながら聴いてました。
客席のほうだけでなく、歌われる方も「いっさい足元に置いて」の歌だったから届いたのかもしれません。
>「躍動するビートに載せて歌う以上は音楽の良さを損なうな」
ううう。はい。私も歌う時、心いたします。
それでは、また。まだ暑い日が続きます。どうぞご自愛ください。
3. Posted by りえ August 30, 2010 08:27
おー、いってきたんやね♪
私もいきたかったなー。
ZANさんの写真見ただけでわくわくしたもの。
会場にいたら・・・すごかったやろうなー。
行けなかったことがとっても悔やまれます。
そしてHlonolofasta!!
私らも今度のライブで歌うやん。
さすがBEEさん!選曲センス大好き。
90人のHlonolofastaかぁ・・・すごいなぁ。
私ら7人でやるから全然違った感じになるかな?
>「躍動するビートに載せて歌う以上は音楽の良さを損なうな」
BEEさん、ありがとうございます、私も心いたします。
私もいきたかったなー。
ZANさんの写真見ただけでわくわくしたもの。
会場にいたら・・・すごかったやろうなー。
行けなかったことがとっても悔やまれます。
そしてHlonolofasta!!
私らも今度のライブで歌うやん。
さすがBEEさん!選曲センス大好き。
90人のHlonolofastaかぁ・・・すごいなぁ。
私ら7人でやるから全然違った感じになるかな?
>「躍動するビートに載せて歌う以上は音楽の良さを損なうな」
BEEさん、ありがとうございます、私も心いたします。
4. Posted by shinkai August 30, 2010 09:11
☆りえさん
はい〜。行ってきましたよ。めちゃ楽しかった。
それでそれで、そやねんな。Hlonolofasta。肝心の自分たち、私らも練習中やねんな(笑)。こんなマニアックな曲、選ぶ人、jujuさんしかおらへんわあと思っていたら、今回SMSさんでも歌っておられて、実は大びっくりでした。いい曲は、やっぱりいいねえ。
7人は7人なりに、♪Yo yo yo〜、いいHlonolofastaにいたしましょう
はい〜。行ってきましたよ。めちゃ楽しかった。
それでそれで、そやねんな。Hlonolofasta。肝心の自分たち、私らも練習中やねんな(笑)。こんなマニアックな曲、選ぶ人、jujuさんしかおらへんわあと思っていたら、今回SMSさんでも歌っておられて、実は大びっくりでした。いい曲は、やっぱりいいねえ。
7人は7人なりに、♪Yo yo yo〜、いいHlonolofastaにいたしましょう
5. Posted by Shogo September 02, 2010 03:06
http://www.youtube.com/watch?v=jsJOGe4AH5s&feature=related
Soweto バージョン、替え歌で、
Welcome Stevie Wonder と歌ってます。
Soweto バージョン、替え歌で、
Welcome Stevie Wonder と歌ってます。
6. Posted by shinkai September 02, 2010 09:33
☆Shogoさん
拝見しました!そうでしたか、マンデラデーの映像の中にソウェト版があったのですね!ありがとうございます。
あ、本当だ。♪Iyoyoyo Stevie Wonder!って歌って、Stevieが入ってくるんですね。おもしろーい。
拝見しました!そうでしたか、マンデラデーの映像の中にソウェト版があったのですね!ありがとうございます。
あ、本当だ。♪Iyoyoyo Stevie Wonder!って歌って、Stevieが入ってくるんですね。おもしろーい。